千葉 インプラント 船橋 歯医者 東船橋

千葉県船橋市東船橋1-38-1デアビル3F
船橋のおさか歯科クリニック

24時間WEB予約はこちら

お知らせ・活動報告

2006年、インプラント学会優秀論文賞受賞。

平成18年9月16日、日本口腔インプラント学会新潟学術総会において、当院長 苧坂 通の論文が日本口腔インプラント学会優秀論文賞に選ばれ表彰を受けました。

表彰式

※日本口腔インプラント学会会報にコメント(下記)が掲載されました。

 去る平成18 年9 月16 日、新潟学術総会において私の論文が日本口腔インプラント学会優秀論文賞に選ばれ表彰を受け、ありがたい賛美の声を多くの方々から頂いた際に、日本語で内容を知りたいという声を少なからず頂いたため、今回はその要旨を述べたい。テーマは再生医療。

 ヒト骨髄由来未分化幹細胞の骨芽細胞への分化に応答するIGF-?、IGFBP-2 遺伝子発現。インシュリン様増殖因子( IGF-?)とインシュリン様増殖因子結合タンパク質-2( IGFBP-2 )は、その共同作用で骨ミネラル密度を増大させ、骨粗しょう症の改善に有用であることが知られている。一方、前骨芽細胞への低出力レーザー照射は、骨芽細胞の分化促進を介して、骨形成を促進するといわれている。しかしながら、低出力レーザー照射によるIGF-?、IGFBP-2 遺伝子の発現に与える影響については不明な点が多い。近年、再生医療に向けて体性幹細胞の研究が進んでおりとくに骨組織の再生については、ヒト骨髄由来間葉系幹細胞( hMSC )を骨誘導培地で培養することによって骨芽細胞への分化を促進することができるとの報告がある。しかしこの分化促進の機序についても不明な点が多く、骨芽細胞の分化過程における遺伝子発現の動態を明らかにすることは今後の再生医療の臨床応用に貢献を果たせる意味で期待されている。よって今回IGF-?とIGFBP-2 に注目し、骨芽細胞様株への低出力レーザー照射およびhMSC の骨芽細胞への分化におけるIGF-?とIGFBP-2 の遺伝子発現の変動について解明を試みた。結果、IGF-?とIGFBP-2 の遺伝子発現が低出力レーザー照射によって増大すること、hMSC の骨芽細胞への分化過程で増大することがあきらかとなった。これらのことから低出力レーザー照射による骨形成の促進および前骨芽細胞の分化、骨形成の促進に、IGF-?とIGFBP-2 の遺伝子発現が関与することが示唆されたことから、これらのことは、今後の骨組織の再生医学に貢献することが大であると考えられる。今後の臨床応用に期待したい。