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歯科ニュース
歯周病治療で、肝機能改善
飲酒しない人も発症する非アルコール性脂肪肝(NASH)患者が歯周病菌を保有する割合は健康な人と比べ約4倍と高く、歯周病の治療で肝機能が大幅に改善することが2012年2月22日までに横浜市立大や大阪大などの研究チームが突き止めた。
研究チームによると、歯周病と心臓病や脳卒中との関連は指摘されているが、肝炎ははじめて。
チーム長の中島教授は、「脂肪肝の人は肝炎に進行させないように口腔内の歯をとって衛生に保つことが大切だ。」と話している。
脳出血を起こす虫歯菌
脳出血を引き起こす危険性が高い虫歯菌を、大阪大の和田孝一郎准教授らが見つけた。この菌に感染した人が高血圧になったり喫煙したりすると、発症率が高まるという。
28日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版で発表した。
この虫歯菌は、皮膚や骨などになるコラーゲンと結合するたんぱく質を作る特殊な種類。脳出血患者74人を調べると27%が感染していた。健康な35人でも9%が感染しており、この菌に感染することで脳出血の危険性は4倍高まることがわかった。
和田准教授らは、人から採取したこの菌をマウスに感染させて実験。脳の血管内皮に傷をつけると、この菌が下層のコラーゲン繊維にどんどん集まり、血小板による傷の修復が間に合わず出血を起こした。
この菌があってもすぐに脳出血を起こすわけではないが、高血圧や加齢、喫煙で血管内皮が弱ったり、傷ついたりすると、発症率が上がるとみられる。
アルツハイマー病 かみ合わせが原因? (岡山大)
歯のかみ合わせが悪いと、アルツハイマー病の原因とされる物質が脳内で大量に増えることを、岡山大教授らのグループがラットを使った実験で確認し、発表した。
アルツハイマー病は、タンパク質の塊「アミロイドベーター」が脳内に異常に蓄積されることで発症するとされる。
教授らは、噛み合わせをおかしくしたラットと正常なラットをそれぞれ飼育し、アミロイドベーターの蓄積量を調べた。
その結果、かみ合わせ異常のラットは正常なラットの比べてアミロイドベーターの量が3倍近く多く、最大で7倍に達したものもあった。
研究成果は米科学誌「ニューロモキュラー・メディシン」9月号に掲載された。

