2002年09月13日/チリ
歯周病を患っている妊婦に朗報。歯周病の治療をすれば、歯周病の影響で生じる未熟児出産や早産の危険を避けることができると。チリの歯周病研究者からの報告だ。
この報告では、18歳から35歳の進行した歯周疾患に罹患した400人の妊婦を対象に、その半分には妊娠後期に入る前に歯周疾患の治療を終るようにし、あとの半分の患者さんには出産後に治療を実施した。
スケーリング、ルートプレーニング処置と口腔衛生指導に加えて、抗生剤によるうがいを毎日してもらった。又、全体の18%の患者さんには抗生剤の全身投与も行った。
妊娠中に歯周病治療を実施した患者さんのグループでは、未熟児や早産は2%だったのに対して、出産後に治療を実施したグループでは、その割合は10%に達していた。
今まで報告された研究とともに、今回の研究結果は進行した歯周病と早産の関係を改めて裏付けるものである。メカニズムは、母親の口腔内細菌が血流にのって遠隔の子宮や子宮内の胎児にまで移動し、早産に関わると見られている。 |