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千葉県船橋市東船橋1-38-1デアビル3F
船橋のおさか歯科クリニック

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歯周病と全身疾患

歯周病菌は、口から体に取り込まれたり、歯周ポケットの炎症部から血管の中に入り、体内の組織に入り込んで血栓を作ったり、血管を細くしたりします。米国歯周病学会の報告では、歯周病にかかっている人が心臓発作を起こす危険度はそうでない人の2.8倍、脳卒中は3倍といわれています。歯周病のある人の早産の率はなんと7.5倍も高いそうです。また、重い歯周病がある人ほど動脈硬化があることもわかっています。ほかにも呼吸器疾患や関節炎、糖尿病などさまざまな全身の病気の発症や進行にかかわっています。
とくに糖尿病との関係はよく知られており、糖尿病の人が歯周病にかかりやすいこと、反対に、歯周病菌が血糖値をコントロールするインスリンの働きを阻害するという相互の影響が知られています。

脳梗塞

重度の歯周病がある場合は、歯周病のない人に比べて脳梗塞を発症する危険が高いことが報告されています。

誤際性肺炎

高齢者、特に寝たきりの方など体力が減弱している人は、嚥下機能も弱っているため、歯周病原菌などが肺に進入して肺炎を起こす危険が高くなることが報告されています。

細菌性心内膜炎

お口の中の歯周病原菌は組織に対して付着能力の高いものもあるため、心臓の弁やその周囲に感染して心膜炎を起こす危険が高くなることが報告されています。

狭心症・心筋梗塞

重度の歯周病のある人ほど狭心症や心筋梗塞などの冠状動脈硬化による心臓疾患になる危険が高くなることが報告されています。

低体重児出産

重度の歯周病をもっお母さんは、健康なお母さんに比較して低体重児出産の可能性が高くなると報告されています。

糖尿病と歯周病

糖尿病はすい臓から分泌されるインスリンというホルモンの欠乏や不足により、高血糖状態が続くことで血管障害を起こす病気です。患者は約700万人ともいわれ、40歳以上では10人にl人ともいわれる現代の国民病の一つです。また、糖尿病は合併症の多い病気であり、糖尿病性昏睡に代表される急性合併症から、神経障害、腎症、網膜症のような慢性合併症までいろいろあります。そうした慢性合併症の中で、かなり高頻度にみられるものに口腔合併症があり、その代表的なものが重度の歯周病と多発性のむし歯です。
どうして口腔合併症が生じるかですが、糖尿病患者はその代表的症状に口渇(のどの渇き)があり、唾液分泌量が減少します。唾液分泌量が減少すると、口腔の自浄作用の低下により歯周病やむし歯の原因である細菌が繁殖します。さらに、糖尿病患者は血中だけでなく唾液の糖分濃度も高くなり、原因菌の繁殖が助長されます。繁殖した歯周病菌は体内に入って血糖値をコントロールするインスリンの働きを阻害するという悪循環を起こすのです。定期的に歯科医院で口腔診査を受けることをお勧めします。