マイクロスコープ精密治療|千葉でインプラントを行うなら東船橋駅最寄りのおさか歯科クリニック

マイクロスコープ精密治療

歯科用マイクロスコープとは

マイクロスコープは、1950年代に脳神経外科、その後産婦人科、心臓外科でも使用されるようになりました。1990年代には歯科でも有効性が認知されるようになりましたが、日本での普及はまだまだ一般的ではなく、現在でも、全国の歯科医院でマイクロスコープが設置されている医院は、いまだ2~3%というのが現状です。当院では従来より サージテル高倍率ルーペを使用して治療をしていますが更に精密で正確な治療を追求する場合は歯科用マイクロスコープを用いてより高度な治療をおらゆる治療においても提供できるようにしています。

歯科用マイクロスコープでの見え方

右の画像は、肉眼による視野と、マイクロスコープでの視野を比較したものになります。歯科の専門家ではなくても、その違いは画像を見ると一目瞭然化と思います。
人間が裸眼で識別できる限界領域は、0.2㎜と言われております。どんなに目がいい人でも、この限界に変わりはありません。 歯科用マイクロスコープを使用することによって、見えなかったものを見えるようにする治療が可能となり、限界を超えることが出来ます。

歯科用マイクロスコープの利点

  • 肉眼と比較すると、術野を大幅に拡大することが出来るので、歯の削る量を可能な限り抑えた精密な治療が可能
  • 録画機能が使用でき、術中の様子や動画・静止画として確認することが可能
  • 肉眼では確認できなかった虫歯やひび割れなどの発見につながり、早期治療を期待することが可能

マイクロスコープのよくあるご質問

Q
マイクロスコープがあると、どれぐらい治療に影響しますか?
A

さまざまな疾患において、マイクロスコープがあると治療の質は大きく向上します。特に根管治療に関しては確かな効果が期待できます。 根管内は暗く複雑な構造をしていて、肉眼では勘に頼った治療がメインになります。一方でマイクロスコープがあれば根管内を明るく拡大した状態で直接細菌を取り除ける処置が可能です。細菌の取り残しが最小限になるため、再治療のリスクも最小限で抑えられます。

Q
膿がたまった場合でも根管治療で対応できますか?
A

膿が溜まっているケースでも、根気よく根管治療を続けて細菌を取り除けば歯を残せる可能性があります。 しかし、それは過去に一度も根管治療を受けていないケースです。他院で根管治療をした後に再び膿がたまってしまった状態だと、対応が難しいこともあります。ぜひ最初の根管治療は設備の整ったところで受けていただくことをおすすめします。

Q
他院で根管治療をしてもらいました。その後、痛みがなかなか引きませんが見ていただくことは可能でしょうか?
A

根管内には歯髄と呼ばれる神経と血管の通っている組織があるため、根管治療をした後に違和感を覚えることはよく見られます。 しかし、我慢できないほどの強い痛みがあったり、長時間違和感を覚えたりする場合は治療過程に問題があったのかもしれません。もし他院で根管治療を受けて違和感が長期間続いている場合は、当院までご相談ください。マイクロスコープで根管の状況を確認し、現状をわかりやすく説明いたします。また痛みや腫れが強い場合は迅速に応急処置を行います。