キシリトール④ ~キシリトールは、こんな人にも効果あり?~|千葉でインプラントを行うなら東船橋駅最寄りのおさか歯科クリニック

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キシリトール④ ~キシリトールは、こんな人にも効果あり?~

妊娠中の人

むし歯の原因のミユータンス菌は、親から子へうつります。子どものきれいな歯をむし歯にしないためにも、愛情のひとつとしてキシリトールを活用しましょう!
こんな研究結果もあるんです。
母親が妊娠6力月白からキシリトールを13カ月食べ続けた(1日あたり3.83g)ところ、子どもが生後1歳の時点、でミュータンス薗が見つかる確率は、キシリ卜ールを食べていない母親に比べて4分の1以下でした。そして、キシリトールをやめた後も、15カ月間効果が持続しました。

矯正治療中の人

矯正中は、口のなかに複雑な矯正装置が入ります。そのため、だ液の分泌が減ったり歯みがきがしづらくなるなど、むし歯になるリスクが高まります。そんなときにも役に立つのがキシリ卜ールなんです。

そのほか、このような人にも

特におすすめなのは「ミュータンス菌レベルが高い」人です。キシリトールは、ミュータンス菌レベルを効果的に下げるための、唯一の材料だからです。
また、キシリトールはミュータンス菌レベルを下げるだけでなく、プラークの付着力を減らします。つまり、短い時間で、より効果的なプラークコントロールができるんです。

さらに「最近、歯ぐきが下がってきた・・・」と気になっている人にも。その原因のひとつは、歯の根もとにできるむし歯。
治療してもらったあとは、ぜひキシリトールを習慣に。キシリトールを食べることで、むし歯ができる割合が、食べない人より1年あたり約40%減ります。

そして、学校や仕事が忙しいなど「健康的な食習慣」が難しい人もいるでしょう。キシリトールを習慣にすることで、お口の環境を改善していくことができます。

キシリトールのまとめ

キシリトールを食べると、どんなイイコトがあるのかというと・・・

  1. ミュータンス菌(むし歯菌)が弱ります
  2. ミュータンス菌が、歯を溶かす「酸」をつくれなくなります
  3. ミュータンス菌が、自分の住み家である「ブラークJを つくれなくなります

つまり、「むし歯ができにくいお口」になります!
じつは、むし歯は「かかるのがまれな病気」。キシリトールをはじめとして、予防法がわかっているからです。 キシリトールでお口を健康に。そして「むし歯の心配がいらない生活」を送りましょう!